とある総合診療医のノート

地方病院勤務総合診療医の日々の勉強・学びのアウトプット

ステロイド外用薬の基本知識

ステロイド外用薬の基本知識についてまとめてみる

 

まずはステロイド外用薬の強度→5段階に分けられる

処方は強さを意識して

例えば高齢者、小児は皮膚が薄いので1段階下げる

吸収率の高いところ(首から上は3〜6倍、ちなみに陰嚢は普通の腕の皮膚の42倍というイメージ)

首から上はⅢ群、首より下はⅠ群など(厳密に分けているものではない)

ただし蜂に刺されたなど炎症が局所的に非常に強い場合などは顔面であっても1群を使用する場合がある

ステロイド概要の副作用:毛細血管の拡張、皮膚萎縮、酒さ様皮膚炎、ステロイドざ瘡、、

ステロイド禁忌症例:ウイルス感染症、真菌感染、熱傷、疥癬、、、

→つまり、帯状疱疹か白癬など区別がつかない時は処方できないと考えるべきだろう

→しかし鑑別が難しい時もある、1週間で様子を見て悪化していれば処方再検討もしくは皮膚科紹介を考慮する

ちなみに妊婦への影響は基本的にはないので気になさらず

ちなみに1FTU:軟膏のチューブから成人の人差し指の先端から遠位指節間関節までの長さを出した時成人の手掌2枚分の面積を塗るべき量

どれくらいの期間?→アトピー性皮膚炎診療ガイドラインには1日2回(朝と夕入浴後)を原則とし症状を早く軽快させる。軽快後は1日1回外用に切り替える。  

(リンデロンのDIより有効率を示した表)

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